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セブン銀、ジャスダック上場――軟調相場の変化に期待(新規公開株チェック)2008/02/25, 日本経済新聞 夕刊, 7ページ, 有, 884文字
今週は四社が新規株式公開(IPO)を予定する。最大の注目は二十九日にジャスダックに上場するセブン銀行。公開規模は約五百億円と、昨年十月に東証一部に上場したソニーフィナンシャルホールディングス以来の大型上場となる。IPO相場は軟調な展開が続くだけに、ムードを変えるきっかけになるか注目される。
セブン銀行はセブン&アイ・ホールディングス傘下で、二〇〇一年四月に設立された。グループのコンビニエンスストアやショッピングセンターなどに置く約一万三千台のATMの利用手数料を収益源にしている。
米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題の波及で金融機関の業績は厳しいものの、セブン銀行は「一般的な銀行とは異なるビジネスモデルを持ち、投資家の注目は集まりやすい」(いちよし証券投資情報部の宇田川克己課長)との指摘が出ている。
上場時に新株は発行しないが、金融機関などが保有する株式を売り出す。公募価格十四万円で計算した〇八年三月期の予想PER(株価収益率)は十三倍で、市場では堅調な初値を予想する声が優勢だ。
ただ市場環境は良好とは言えない。今年に入って上場した五社のうち、初値が公募価格を上回ったのは一社のみ。足元は四社連続して公募価格割れしており、その後の株価も軟調だ。五社ともに二十二日時点の終値は初値を下回っている。
【表】今週以降の新規上場予定
上場日 会社名 事業内容 市場
2月26日 大西電気 電気・電子部材商社 J
27日 モリモト マンションの企画販売 東2
29日 セブン銀行 銀行業 J
博 展 展示会やイベントの企画・製作 H
3月5日 ナノキャリア 抗がん剤などの研究開発 M
6日 ネットイヤーグループ マーケティング支援 M
13日 エス・エム・エス 医療介護業界向け人材紹介業 M
17日 常和ホールディングス 不動産業 東2
18日 アクセルマーク 携帯電話向けコンテンツ配信 M
(注)東2は東証2部、Mは東証マザーズ、Jはジャスダック、Hは大証ヘラクレス。
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