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日経新聞
投稿者:マンゴー 投稿日:2008年 1月 4日(金)12時53分47秒 eatkyo382233.adsl.ppp.infoweb.ne.jp日本証券業協会は二十七日、保有するジャスダック証券取引所株を大阪証券取引所に売却する交渉を始める方針を決めた。今後は売買システムの扱いや買収金額などが焦点になる。大証は新興市場と金融派生商品(デリバティブ)の二本柱を強化することで取引所間競争を生き残る戦略だ。
大証は過半数の株式を取得してジャスダックを子会社にしたい考え。しかし、日証協は売却比率をまだ明らかにしていない。ジャスダックが大証の売買システムを活用すれば経営効率化が期待できるが、ジャスダックの抵抗も予想される。早期に合意できるかどうかは不透明な要因も残る。
大証は今春に策定した中期計画で、新興企業向け市場とデリバティブを今後の成長戦略の二本柱として掲げた。デリバティブについては一定の成果が出ている。日経平均先物やミニ日経平均先物の売買が膨らみ、〇九年の目標だった年間一億枚の売買高を突破した。
一方、新興市場ヘラクレスは市況の振れが大きいことが懸念材料。上場を目指す企業が東京証券取引所傘下のマザーズに流れていることへの危機感も強い。ヘラクレスとジャスダックが統合すれば、上場銘柄数は六―七倍に膨らみ、投資家からの売買手数料や上場会社からの上場手数料収入の拡大が期待できる。
大証は自らがヘラクレスに上場しており、投資家の評価にさらされる立場にもある。このため、同社内には「企業価値向上のための条件が折り合わなければ破談の可能性も残っている」(幹部)との声も出ている。