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4月17日(金) 東京芸術座の「風が吹くとき」の舞台を前に
劇団の杉本さんをお迎えしてお話をお聞きしました。
台本の一部を使って参加者が台詞の言い方、表現の違いを体験させていただき
ながらの演じるということについてのお話と、
作品についてのお話をお聞きすることができました。
短い時間なのにたくさんのことを学んだ時間だったように感じます。
「今、会話がなりたっていないことが多い。相手の言葉を受けてそれをどう返すか、
それを受けてどう感じ、どう答えるか・・・といったやり取りになっていない。
一方的な言葉の投げかけでなく、相手とのやりとりをしてほしい。」
「この舞台は、戦争自体の生々しい現場をならべて戦争反対!と訴える場面はほとんどなく、
日常のこと、普段の当たり前のことがどれだけ幸せなのか、それが奪われるということが
どれだけ悲惨なことなのかを気づかせるような内容になっている。
それぞれに違う感想、受け取り方をして構わない。見た後、みんなが舞台をもとに
いろんな話しをしてくれることがなによりだ」といったお話をされました。
自分自身どう受け止めるのか、子ども達にはどのように伝わるのかが興味深いところです。
杉本さん、ありがとうございました。
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